健康管理・メンタルヘルスの現状

  • 経済・産業構造が変化する複雑な環境下で、仕事や職業生活における強い不安、悩み、ストレスを感じる労働者の割合が増加しています。
  • 業務による心理的負荷を原因として精神障害を発症し、労災認定が行われる事案が増加し、社会的にも関心を集めています。
  • 事業場においては、より積極的に心の健康の保持増進を図ることが重要課題になりつつあります。

職業生活でのストレス等の状況500W.jpg

              資料 「労働者健康状況調査」/厚労省

職業生活におけるストレス等の原因500W.jpg

              資料 「平成19年度労働者健康状況調査」/厚労省                                          

精神障害等による労災認定件数.jpg

               資料 「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について」/厚労省

 

メンタルヘルスケアの推進/4つのケア

  • メンタルヘルスケアを進める場合、【セルフケア】【ラインによるケア】【事業場内産業保健スタッフ等によるケア】及び【事業場外資源によるケア】の4つのケアを推進することが重要である。

   *厚労省:第11次労働災害防止計画/8つの重点対策より

4つのケア 具体的計画・対策 備考

@セルフケア

(労働者自身による)

  • ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解
  • ストレスへの気づき
  • ストレスへの対処
事業者(管理監督者も含む)は労働者に対してセルフケアを支援

Aラインによるケア

(管理監督者による)

  • 職場環境等の把握と改善
  • 労働者からの相談対応
  • 職場復帰における支援など
 

B事業場内産業保健スタッフ等によるケア

(産業医、衛生管理者等による)

  • 具体的なメンタルヘルスケアの実施に関する企画立案
  • 個人の健康情報の取扱
  • 事業場外資源とのネットワークの形成やその窓口
  • 職場復帰における支援など
事業場内産業保健スタッフ等は、セルフケア及びラインによるケアが効果的に実施されるよう労働者や管理監督者に支援を行う。

C事業場外資源によるケア

(事業場外の機関、専門家による)

  • 情報提供や助言を受けるなど、サービスの活用
  • ネットワークの形成
  • 職場復帰における支援など
 

メンタルヘルスケアの具体的対策/推進方法

台風 事業場内の関係者が相互に連携し、以下の対策を実践する。

(1)メンタルヘルスケアの教育研修・情報提供

  • 労働者、管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等に対し、それぞれの職務に応じた教育研修・情報提供の実施
  • 教育研修担当者の育成

(2)職場環境等の把握と改善

  @以下の項目の評価と改善を行う

  • 作業環境、作業方法、労働時間、仕事の質と量
  • 職場内のハラスメントを含む職場の人間関係
  • 職場の組織、人事労務管理体制

  A職場環境等改善のステップ・手順

    ステップ1:職場環境等の評価・・・ストレス要因の把握、職場巡視、ヒヤリング    

    ステップ2:職場環境等のための組織作り・・・管理監督者の理解と巻き込み、ワーキンググループ設定

    ステップ3:改善計画立案

    ステップ4:対策実施・・・計画実施と進捗状況の定期的監視、効果発表会

    ステップ5:改善の効果評価・・・改善の効果確認と改善活動の継続評価

(3)メンタルヘルス不調への気づきと対応

  @メンタルヘルス不調の早期発見と適切な対応

  Aストレス要因の除去又は軽減などの予防策

  B労働者による自発的な相談とセルフチェック

  C管理監督者、事業場内産業保健スタッフ等による相談、対応

  D労働者の家族による気づきと支援

(4)職場復帰における支援

労働安全衛生コンサルタントグループとして以下のご支援を致します

1.メンタルヘルスケアに関する現場診断と改善提案

2.メンタルヘルスケアに関する改善のご指導

(1)メンタルヘルスケア/4つのケアに関する本質改善

(2)メンタルヘルスケアのための組織作り、推進体制作り

(3)心の健康作り計画の策定支援

(4)メンタルヘルスケアのための教育研修と情報提供

(5)職場環境等の現状分析のご支援

(6)職場環境改善によるストレスの軽減対策のご支援